口の中で卵を育てる魚たち
アオスジテンジクダイが口内保育中です。
メスが卵を産んだ直後、待ち構えていたオスが口の中へ咥えます。
オスは卵が孵化するまで絶食。
卵の色は成長するにつれ、ピンク色から銀色へと変化します。
写真はピンク色。
ということは咥えてまだ間もないということでしょう。
水深5m付近に30匹ほどの群れがおり、
よく見ると皆さんペアになっていて。
メスはオスに全てを任せている訳なので、ペア解散しても良い気がしますが。
卵を守るオスを外敵から守っているのでしょうか?
それともオスがしっかり卵を保育しているか監視しているのでしょうか?
口内保育中のオスは「猪木」のごとく顎が出ています。
口は閉じているのですが、時々パクパクと開き、
たまに卵をオエ~っと吐き出してはまた瞬時に咥え直し。
呼吸している卵たちが酸欠にならない様にしているのですね。
そんな様を動画でも撮影してみましたよ☆
☆2014/5/26屋久島一湊タンク下、水深5m
☆FUJI FinePix F30、SONY DSC-TX5
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Hiromi Takahashi |
投稿者プロフィール
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屋久島ガイド歴21年。
(有)屋久島野外活動総合センター(YNAC)にて10年間ダイビングやトレッキング、カヤックなどのガイドを務め、2008年夏より独立、屋久島ダイビングステーション「まる」を起ち上げる。
部類の猫好き。
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