“絶滅寸前”のウミガメ「タイマイ」
その全てが絶滅危惧種に指定されている。
その中でも「絶滅寸前」とされているのがこのタイマイだ。
屋久島で通年観察できるアオウミガメと比較すると、滅多に御会いできない印象がある。
英名はホークスビル。
鷹のように鋭い嘴が特徴。
甲羅の縁はギザギザ。
べっ甲の材料として乱獲された歴史がある。
頭と前脚後脚に小さなカメフジツボがたくさんついていた。
甲羅の下方表面は大きく欠損。
サメにでもやられたのか。
体長1mオーバー。
立派な大人のタイマイだった。
タイマイの後ろ斜め横のお姿。
甲羅の赤く見える部分は表面部分が割れて剥がれているようだ。
我々の目の前を悠々と横切った後、
息継ぎをする為ふわり水面へと舞い上がった。
そこにはシュノーケリングする健二とゲストさんの姿が。
彼等は空気を吸い込むタイマイの姿を
なんと目の前で観るという幸運を手にしたのだった。
たった数秒ではあったが、
決して多くはないであろうその貴重な遭遇に胸が熱くなった。
☆2014/7/23屋久島一湊元浦、水深3m
☆FUJI FinePix F30
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Hiromi Takahashi |
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