屋久島生物多様性保全会議~海川部会発足!

 In サンゴ礁保全調査活動

屋久島生物多様性保全会議~海川部会発足!去る12月17日、
屋久島生物多様性保全会議があり、
私はYOCA(屋久島まるごと保全協会)会員として、
今年度定期モニタリング調査を行ったコーラルウォッチの報告をしました。
当初はそれだけで終わるはずだったのですが、
会議の数日前に同業者Hさんと
屋久島生物多様性保全会議は生物多様性を謳っているにも関わらず
海と川について議論がなされていないのはおかしいという話になり、
では海と川を調査研究する新規団体を立ち上げて
会に参入できないかということになり、それがYOCA副会長T氏の耳に入り、
あれよあれよと話は転がり、
当日は屋久島の海と川がどんなに多様性に富んでおり、
またどんなにユニーク性があるかということについて
約10分間のプレゼンテーションを私が行うことになってしまいました・・・
屋久島は縄文杉などヤクスギ林を含む森の生態系にどうしても注目が集まり、
中々海の中の世界にまで目を向けて頂けないという現状に
私はもう何年も何年も不満を募らせていたのでした。
でも、ついに陰でゴニョゴニョ拗ねている時は終わりを告げました(笑)
とはいえ、現・屋久島生物多様性保全会議での議論は陸上の話題が議題のメイン。
さらに研究者の方々も皆、森林やサルシカ関係の方々ばかり。
そんな中でどれだけ屋久島の海のユニークさを理解してもらえるか
とても不安で、まぁ、公共の場で熱い思いをぶつけられるだけで今回はヨシとしよう・・
などと自身の気持ちが浮いたり沈んだりしていたのですが。。。
で、当日プレゼン終了後。
多くの研究者の方々から「屋久島の海はこんなにもユニークなんだね」と
その価値を理解して頂けて、びっくり。
「今回、この場で海と川の部会を立上げ、今後の方向性を早急に考えていきましょう」
ということで満場一致で可決され、さらにびっくり。
生物多様性を謳うならば、海が含まれて当然といったらそれまでですが、
でももし、このまま外へ向け何も発信しなければこの「流れ」を産むことはできなかった訳で。
屋久島の海に対する世間一般の価値観を変革するには
いつまでも小さな中でこじんまり動くのではなく、
大きな流れの中で揉まれながら、発信し続けることが
ゆくゆくはそこで生きる海洋生物とその環境を守ることに繋がるんだろうなぁ・・・
その時代が今なんだと思う。
海は覗いてみないとわからない世界。
でも、私はダイバーで、その世界を知っている。
まだまだ解らない事実を調査研究し、積み上げたものを発信していきたい。
その繰り返しの中でまずは地元の方々の海に対する意識を変えていきたいな。
その自然の価値が理解できた時、
いかに素晴らしい島で私たち屋久島民は暮らしているのかがわかり、
それがいつか島の誇りになればいい。
その思いが今後この島をどのように保護・利用していけばいいのか
皆で真剣に考える場を生むはずだと信じて。
21歳で屋久島に移住し、今年32歳を迎えた私。
あいかわらず臆病者ではありますが(笑)
陰に隠れてブツブツ文句言うのはもうおしまいなのだ~
また人を繋ぐということがいかに難しいか再び直面している私。
これまで多くの関係者が長い長い時間をかけて
育み守ってきた人の絆と、その先にある屋久島の自然。
私の軽はずみな発言や行動でそれを壊すことは決して許されない。
小さなことで一喜一憂せず、気持ちはフラットのまま、
遠くにある目標を見失うことなく、
着実に一歩一歩踏みしめていこうと思います。
これは来年度の抱負ですな(*^^*)
という訳で、まとめ。
12月17日に屋久島生物多様性保全会議にて海川保全部会発足!
→同時に新規団体(屋久島の海と川を調査・研究・保全する団体)設立、
海川保全部会への参入が決定!
→屋久島の海と川に関わる研究者の皆さんに声をかけ、
近いうちに屋久島にて海川フォーラムを実施する!
・・・その価値と課題を共有し、今後の方向性を議論する為。
海と川のことは勿論のこと、本当に色んな角度から多様な勉強ができそうで
今からワクワクドキドキでっす。
byひろみ。
  

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