屋久島のヤクシカ増加における深刻な生態系被害について

 In ヒロミのつぶやき

屋久島のヤクシカ増加における深刻な生態系被害について今日の午前中は「屋久島生物多様性保全会議、
屋久島町野生動物保護管理ミーティングの合同会議」があり、
YOCA会員として夫婦で参加してきました。
主催は屋久島町と屋久島生物多様性保全協議会、
出席者は各専門分野の研究者、役場関係者、林野庁、環境省、猟友会、
そして、YOCA(屋久島まるごと保全協会)会長、屋久島生物多様性保全協議会会長でした。
※町長は欠席でした。
会議内容は下記の通りです。
①屋久島町農林業被害状況報告
②屋久島町生態系被害状況報告
③屋久島シカ調査報告
④屋久島の現状と対策
⑤特定鳥獣保護管理計画について
⑥特定鳥獣保護管理計画、屋久島の課題
⑦意見交換
⑧その他
今回の会議主題は「ヤクシカ」の頭数が増加している事実と
農林業被害と生態系被害が拡大している事実を確認した上で、
今後、具体的にどのような対策を行政側が行っていくのか?
ということです。
島内で増え続けるシカが生態系に及ぼす被害は非常に深刻です。
屋久島西部、世界遺産エリアの林床はすでにスカスカ。
下草はほとんど食い尽くされてしまいました。
現在、シカ被害があまりない島南部へ
西部で増加したシカ軍団が移動している可能性もあります。
また、猟友会に所属するハンターの高齢化、
そして少数のハンターが撃てるシカ頭数には限界があるということ。
さらに、国有林に逃げ込んだシカを撃てないという法の壁。
現存する県の野生動物保護管理計画は農業被害に対するものであって、
生態系保護の観念は含まれていない。
これを屋久島バージョンに変えていく必要が急務。
同時進行で今、できることをしなければならない。
①どうやって獲るのか?
②誰が獲るのか?
③どこで獲るのか?
この一大事になぜ町長が欠席できるのか理解に苦しみますが、
対応が遅れれば、それだけ被害総額が増加する訳で、
それはすなわち私たちの税金が増えていくということです。
今後のシカの動向と、行政側の対応を注視したいと思います。
屋久島満月伝統行事歳時記綱引き写真
夜は各集落にて十五夜綱引きでした。
素晴らしい満月の下で、自分たちで編んだ縄を、皆で引っ張る。
綱引きの後はその縄で土俵をつくり、子どもたちの相撲大会。
集落の中での人の繋がり、その団結力を実感できるひと時でした。

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