つ・冷たい・・・(泣)

 In 海の生きものの話とか。

つ・冷たい・・・(泣)【ポイント名】一湊タンク下
【水中のコンディション】海水温23~22度! 透明度10m~20m 少しうねりアリ
この頃、夜の雨がスゴイ。まるでプチ台風のようでした。
まとまった雨量があったようで、
翌日一湊の布引の滝が久しぶりに滝らしいお姿に・・・
水中ではエントリー直下は同業者T君いわく『伊豆みたい』でしたが、
深場まで降りるとぼちぼちの透明度でした。
が、つ、冷たい!!
-30m付近はつめた~い潮がたまっていて、ビックリ&ブルブル~
早くもっと海水温上がらないかなぁ・・

上の写真は『ピグミーシーホース』。体長1.5cm。水深約-25mにて。
タツノオトシゴの仲間です。彼らは擬態のスペシャリスト★
さあ、どこにいらっしゃるかわかりますか?
自分のシッポでウチワに巻きついておりますヨ~
3月上旬にはお腹が大きな個体が何匹かいたのですが、
写真の子はなんともスリムボディです。
彼らの恋の季節は終わってしまったようですね。

上の写真は『ニセジャノメナマコ』。体長40cm。水深-30mにて。
この種は初めて観たナマコでした!わ~い♪
本川先生のナマコガイドブックによると、
サンゴ礫帯で暮らす熱帯種のニセジャノメナマコは、
本家?ジャノメナマコ同様に必殺飛び道具の
ベトベトソーメン(キュビエ器官)が発達しているらしい。
ちょっと揉んでみれば良かったなぁ。
そのお体には3匹のハゼ(ウミタケハゼの仲間)が
居候していらっしゃいましたよん。


水深-4mの浅場にはアオリイカの卵が。
ミル(海藻)に産み付けてあるのですが、そのミルは海底に固定してません。
ちぎれて漂うミルに大事な卵を産み付けるイカ母・・・(汗)
それでいいの???
透明な房では中の丸い赤ちゃんが丸見えですね~(写真右、中央)
この子はもうすぐ旅立ちの時期でしょう。


以下、ひろみのつぶやきデス(*^^*)
私はYNAC在籍の10年間、
特にダイバーにチヤホヤされる(注目を浴びる)生きものは
ガイド中、あえてあまり触れない天邪鬼で、
逆に人様から脚光を浴びることなく、日陰で黙々と生きている生きものたち、
いわゆる普通種と呼ばれる生きものや、ナマコやプランクトンなどを
積極的にお客様にご紹介していました。
それは、彼らがこの巨大な海の生態系にとって
誰一人として欠くことのできない重要な存在だということを知ってほしいから・・
けれど、最近それは人気種だけを紹介するガイドとあんまり変わらないかも・・
と思い始めました。だって私にとっての人気種はナマコやプランクトンだから(笑)。
その事に気がつくと、今まであまりじっくり観ることがなかった
いわゆる『人気種』たちのライフスタイルが気になってきました。
だって、アイドルなんて、所詮人間が勝手に作り上げたモノサシにすぎず、
海の生きものたちにとってはどの子をとっても
屋久島の海で黙々と己の日々を暮らす『普通種』なのだから・・・
そして、今、私は10年目にして、自分の『屋久島の海図鑑』を作り始めました。
自分が屋久島の海で目にする事ができる全ての生きものたちを
いつの日かその図鑑でご紹介できたらいいなぁ~
それが今の私の目標であり、夢デス★
日々、更新され増えていく生きものたちの写真。
なんだか初めて屋久島の海を潜った時のように、ドキドキワクワクの連続です♪
改めて向き合う屋久島の海の世界は本当に本当に
『多種多様』な生きものたちで溢れているんですね。
それを日々の調査ダイブで一つ一つ確認している今日この頃です。

Recent Posts