抱卵中のキンチャクガニ♀

 In 海の生きものの話とか。

抱卵中のキンチャクガニ♀【ポイント名】一湊元浦&志戸子ガジュマル園前
【水中のコンディション】海水温24度 透明度~20m 凪
暑い!!
本日の最高気温はなんと31度超え~
天気予報では雨だったのに、真っ青な青空・・
湿度が高い為、何とも蒸し暑いデス・・・
里地ではヒメハルゼミが一斉に鳴き出しました。
このセミは島内で毎年一番初めに生まれ、
その鳴き声で、屋久島に夏が来たことを教えてくれます。
転石下でお暮らしのキンチャクガニ。体長1.5cm。
志戸子の水深-7mにて。只今、抱卵中です・・
kintyakuganihouran.jpg
2つあるハサミには必ず『カニハサミイソギンチャク』という磯巾着を挟んでいます。
磯巾着は刺胞という毒を持っていますから、
カニはこれを武器に、敵に襲われるとイソギンチャクパンチ~!!
そのハサミをブンブン振り回して相手を撃退します。
でも、その小さな体格とユーモラスな動きはどう見ても愛らしい・・
きっと本人は死に物狂いなんでしょうけどね(*^^*)
いつも手にしているこの武器は片時も放すことはありません。
でも、この広い海の中、早々易々と磯巾着を手に入れる事は難しい。
そこで、かの武器を失ってしまった子などはかの武器保持者のところへ行き、
後ろからむんずと羽交い絞めにして、なんと磯巾着を強奪するらしい・・
また、どうしても磯巾着が入手不可能な時は
全く別のウミウシとかエビを掴んでいることもあるらしい・・
いやいやそれは武器にならんでしょう(苦笑)
でも、何か持ってないと不安なのかもしれないですな。
可愛い顔して、結構苦労しているみたいです。
屋久島では浅場の転石下で、そ~っと石をめくると
よく彼らと目が合いますよ★


本日、ひろみガイドの1日体験ダイビングにご参加は屋久島在住のIさんとM君。
二人は私のニコル学校時代の後輩なのでした~(だいぶ世代が違うけど・・・)
屋久島での海洋実習は二人とも私が講師だったらしい(笑)
女王様のごとく激を飛ばしまくりの私が、さぞ恐ろしかったことだろうと思いきや、
あの時共に過ごした短い時間で海に魅せられました!などと
殊勝なことを言ってくれる可愛い後輩たちなのでした。よしよし。(*^^*)
ダイビングは二人とも初めてで、この屋久島にてダイバーデビューとなりました。
午前午後ともにたくさんの生きものに囲まれて、
陸上とは全く異なる別世界にすっかりはまってしまったようです。
とても素晴らしい傾向ですね。
海から上がると、図鑑を手にとり、生きものの話で大いに盛り上がりました。
新しい世界に踏み込む瞬間に立ち会えることは本当に幸せに思います。
二人のキラキラ輝く目を見ているとまるでお母さんのような気持ちになってしまいました(笑)
今は屋久島研修センターという施設にて、『環境教育インストラクター』という仕事をしている二人。
自然と人の橋渡しをする立場だからこそ、もっともっと海のことを知ってほしいな。
なんせ、目の前にその水面下の世界はあるんだから。
またぜひ一緒に潜りましょう~★★★

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