人混みの白谷雲水峡・・・

 In ヒロミのつぶやき

人混みの白谷雲水峡・・・本日午後からひろみガイドの白谷雲水峡森歩きにご参加は
大阪からお越しのHさんご夫婦と貸切ツアー★
木漏れ日が差し込む苔生したヤクスギの森を
のんびり歩いて参りました。
今、沢沿いの花崗岩の上には
真っ赤なサツキの花が満開です。
花崗岩の割れ目にへばり付いている赤い小さな花がそれです。

沢ごとに利き水したり、
屋久島の樹木のライフスタイルや
森の複雑な生態系の話で大いに盛り上がりました。
ブラウン管の中だけでは決してわからない体験に
お二人とも楽しんで頂けたようです★
山肌を吹き降ろして来る風に
『風が降りてくる・・』と呟く奥さん。
それを聞いて感動する旦那さん。
都会では中々体験ができなくなってしまった時間が
ここにはまだ残っているんですよね。
ダイビングガイドで森の生態系や
その歴史を熟知したガイドもできる人は本当に少ないのですが、
海と森は繋がっているからこそ、
ダイビングガイドである私はもっともっと森のことを知りたいと思います。
今時期は仕事柄、森に入れる貴重な時期でもありますから。
うわべだけで森と海は云々・・というのではなく、
今、屋久島の森がどのように変化しているのか、
実際に現場へ足を運び、自分の目でしっかりと見つめていきたいと思います。


白谷雲水峡入り口に着くと、駐車場はすでに満車でまずびっくり。
一昨日行った荒川原生林ではそんなに車もなかったのだけど・・
山中では常に人とすれ違う感じで、かなり疲れてしまいました。
白谷のネームバリューは今や縄文杉並みになっちゃったのね・・
10年前の、あの静かな白谷は遠い昔の話なのか・・
なんだかやりきれないなぁ~
せっかく遠路はるばるいらして下さる方々に
落ち着いてのんびりと自然を楽しんで頂く環境をつくることは
受け入れ側である、観光に携わる全ての人間の『すべきこと』だと思うのです。
最近はマスコミで屋久島の自然が観光客に壊される・・なんて報道があったりしますが
それを聞いて私はとても恥ずかしいのです。
だって、それは論点がずれているから。
観光でいらして下さる方がいるからこそ、
我々は食べていけるのですから。
そんな報道をされてしまう根本的原因は
私たち観光業の人間が
受入れ態勢のしっかりとしたビジョンを持ちえていないからに他ならないと思うのです。
その資源である森だったり、海だったりを
どうすればベストな状態を保ちつつ、持続可能に利用できるかを考えることが
最優先課題だと思うのです。
白谷線を二車線にしている場合ではないんじゃないですか・・?
観光を否定せず、受け入れることは勿論のこと、
私たち島の人間は、島を訪れて下さる方々が
この島に何を求めていらしているのか、もっと真摯に考えるべきだと思います。
そうすれば、目の前の利益最優先的発想など出てはこないと思うのですが・・・
けれど、全ての人間がそう思えるかといったら、これがまた中々難しいんですよね。
でも、自分たちの観光資源を自分たちで食い潰してしまったら本末転倒。
そこに明るい未来は決してないことを知らなければなりません。
皆既日食でそろばん弾いて浮かれれている場合ではありませんよ~
と、思うのは私だけでしょうか?
な~んて熱い文章を久々に書いてしまった私は
まだまだ若いのかなぁ・・(笑)

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