光の雨降る屋久島

 In 「まる」の屋久島歳時記

光の雨降る屋久島朝から暗雲たちこめる志戸子上空。
安房に着く頃には天気予報通り、大雨に見舞われました。

本日は昨日に引き続きKさんとひろみガイドのマンツーマンで
荒川原生林の森歩き。
土砂降りの中、1日中森を歩くのは少々厳しいので
午前中は屋久杉自然館へ立ち寄り、
午後より荒川原生林へお邪魔してきました。


歩き始めは大雨。
歩道のあちらこちらに小さな滝が出現。
川は大増水、激流と化し轟々と。
けれどこの時期のこの雨が
森に新しい命の芽吹きを促してゆきます。
生まれたばかりの新しい若葉は
屋久島の雨の洗礼を受け、とても気持ちよさそう。
若さみなぎる植物たちを見ていると
私たちも雨に打たれるのが次第に心地良くなってゆきました。
歩き始めて3時間後。
段々と空が明るくなってきて
雲間から一筋の光が森に下りてきました。
すると水滴をまとったありとあらゆる植物たちが
一斉に光輝きました。
息を呑む瞬間・・
今日、この時間、この場所にいられたことを
感謝せずにはいられません。
『光の雨降る屋久島』とは
田口ランディさんの本のタイトルでしたね。
とても美しく、そして見事に屋久島を表現した言葉だと改めて思いました。
屋久島の森はこの豊かな雨なくしては成り立ちません。
そしてこの雨は海が運んできたもの。
森に降り注いだ恵みの雨は川を下り、再び海へ帰ってゆきます・・
私たちの日常と並列で黙々と日々繰り返される『自然の循環』。
その環の中に自分がいることを忘れてはいけないと
強く思いました。

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