海のお花畑で大産卵!!

 In 海の生きものの話とか。

海のお花畑で大産卵!!気温32度 海水温28度 中潮 
一湊元浦(午前)&クレーン下(午後)

本日も雨の気配なし。
東風微風。
午前中は神奈川からお越しのダイバーMさんとサーファーOさんのお二人で体験ダイビング。
午後は東京からお越しの着物普及活動の中心スタッフ兼プログラマーのHさんと
マンツーマン体験ダイビング。

上の写真はHさんと私どす。
ダイビング後の晴れやかな笑顔!


今日の元浦は透明度も上々。
潮は満潮から2時間経過し引き潮中。
そんな中、いつものように例のお花畑で
ツンツンサイン(そっと触ってみてネのサイン)をMさんに出そうとしていると
その美しいお花から何やら白い煙のようなものが立ち上っている・・・
もしや!と思い、周囲の子もじっと観察すると
時々赤い煙も立ち上る・・
そう、今まさに目の前で大産卵が始まったのでした!!
★一番上の写真は赤い煙・・小さな粒々の卵子がネックレス状に繋がって放たれています。
★一番下の写真は白い煙・・精子が放たれているところ。

この動物の産卵に遭遇したのは去年志戸子での観察に引き続き2回目。
見ようと思って見られるものではない貴重な偶然に
水中で思わず雄叫びをあげる私。
だって今、自分の目の前で次々と受精卵・・・一つの命が生まれているんですよ~
何てドラマティックなんでしょう!
その卵のほとんどが他の生き物たちの糧となるのでしょうが
それでも生き残ったわずかな生命が次世代のバトンを繋いでいくのですね。
元浦では年々ダイバーや海水浴の方が増え、
また、元浦の目の前にある採石場からは、大雨の度に土砂が流出し、
それは様々な生物の頭上にまるで死の灰のように降り積もる。
そこで生きる生物にとってはきっときっと過酷な環境のはず。
それでも命を生み出すことを止めはしない。
生物の最重要課題である子供をつくるということ。
陸上で生きる人間という生物は子供がどんどん減っていく中で
海の生き物たちはその組み込まれたDNAの使命を黙々と果たそうとする。
それが生きるということだから。
水中では
命が生まれ、そして命が消える瞬間が日々溢れている。
それは日常の光景。
かの動物の大産卵を観察していたら
そのすぐ横で2枚貝が白い煙を勢いよく吐き出しておりました。
と、気がつくとそこらじゅうの2枚貝が同じように噴火。
貝もまた、大産卵スタート~
新しく生み出されたプランクトンたち。
その旅の幸運を祈らずにはいられません・・・

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