サンゴはコンクリートが好き?2月7日

 In サンゴ礁保全調査活動

サンゴはコンクリートが好き?2月7日2月7日は国際サンゴ礁年屋久島実行委員会の事務局メンバーで
春田のコーラルウオッチ調査の下見へ行きました。
春田には町が作った
「ネイチャーウオッチングリーフ」という名の
人工的な海水浴場があります。
コンクリートで囲まれたその大きな潮溜まりには
実にたくさんの生き物たちが暮らしていました・・・
でもそれは過去のお話です。


海洋生物にとって
陸上からの「土砂流入」はその生命を脅かします。
サンゴでいえば、土砂がサンゴの上に降り積もると
体内で共生している褐虫藻が光合成できなくなり、
その栄養にたよっているサンゴはやがて餓死します。
春田では陸上から様々な要因により
土砂の流入がありました。
そして、住みかを追われたり、
命を奪われた生き物たちがいたのです。
でもそれは水中での出来事。
水面下での出来事は
知ろうとしなければわかりません。
おそらく多くの生き物たちがいなくなり、
ゼロからのスタートとなった現在の「リーフ」。
しかし今、そこにはまだ少数ですが
生き物たちがひっそりと息づいています。
その代表がサンゴの赤ちゃん。
彼らは一体どこに住んでいると思いますか?
なんと、人工的に作られた「階段」なんです。
リーフ内へのエントリー口となるその階段の壁面に、
サンゴの赤ちゃんたちがへばりつき、
静かに、でも確かに成長しているのですよ。
人間が勝手に作った人工物を
したたかに利用する彼らの生き様には脱帽です。
そんなサンゴベイビーたちを
今年、地元の小学生たちに紹介できないかなぁ
と、今我々は考えています。
そして、そのサンゴたちの成長を
一年を通してみんなで観察しながら見守りたいと考えています。
去年、日本に導入されたばかりの
「コーラルウオッチ」。
石垣の小学生たちがやれたのだから、
屋久島の小学生にもできるはず。
大事なのはそこで何が起こっているのか
まず「知ること」。
その機会を提供できる
あとは大人側の問題です。
12日には町長にこの企画を持ち込む予定デス。
皆さんにも屋久島へいらした際には
ぜひ、春田にも足を伸ばして
そんな赤ちゃんたちの生き様も見て欲しいなぁ
と、つぶやくぴんくのなまこでした。
byヒロミ。

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