サンゴのおしくらまんじゅう・・・12月26日

 In サンゴ礁保全調査活動

サンゴのおしくらまんじゅう・・・12月26日これは12月20日のサンゴ調査日記デス。
この日のお天気は久し振りの快晴!
風があたらない南はなんともポカポカ。
さらに海はべた凪で
南を調査するなら今日しかないっしょ!
ということで
今回のモニタリング調査で最後まで残ってしまった
「塚崎」「七瀬」「中間」の3ポイントを行いました。
下の写真はこれでもか!っていう位群れを成す
黄色いけどアカヒメジたち(笑)。中間にて。


塚崎は通常ビーチよりエントリーするダイビングポイントを
50M×50Mでモニタリング。
棚上のミドリイシ群落を浅場メイン(水深5~10M位)で調査しました。
塚崎では環境省より委託された水温計も設置。
今後の海水温の変化が詳細なデータとしてとれるので楽しみです。
中間も同様で棚上のサンゴを浅場へ向かって。
98年の白化現象の際、大規模に死んでしまったであろう
テーブル状のサンゴの上を土台として
新たなミドリイシBABYたちが
たくさん新規参入していました。
1m×1mに5~7個体位。
100年後はどうなっているのかなぁ
ちなみにこのポイントはたくさんの水路が
縦横無尽に走り、
たくさんの穴があるので
おひげの長~くて真赤な体が美味しそうな(笑)あの子とか
最近とんと見かけなくなったあの大きな巻き貝とか
チラホラ見かけワクワク♪
当たり前ですが
「いる」
ということは
「住処があり」
「食べ物がある」
ということデス。
「たくさんいる」
ということは
「住みやすい♪」
ということですね。
そして
「いない」
ということは勿論その逆ですな。
また、ものすごい数のアカヒメジの大群に
高橋は大興奮。
シャッター押しまくりでした(笑)
(上の写真)
七瀬では入る前より船長から
「潮かかってるよ~」と。(汗)
当然のごとく入ったとたん激流で(大汗)
通常の50M×50Mで泳ぎきれないため
潮あたりが弱い根にべた~っと張り付いての調査。
それにしても七瀬は「サンゴパラダイス!」。
瀬を中心として棚という棚の上に
サンゴの子供たちがひしめきあっておりました。

卓上サンゴの直径は15cm位かな。
それが重なりあい、段々サンゴの畑を作っているわけです。
ここの優占種もミドリイシですが
すごいのは少しでも隙間があれば
様々な種類の他のサンゴたちが押し入り
自らのテリトリーを広げる戦いを繰り広げているということ。
それはまるでサンゴの
「壮絶なおしくらまんじゅう(笑)」
ぎゅうぎゅう~とか
ちくっとか、ばしっとか
戦いの効果音が聞こえてきそうです!(笑)
下の写真はミドリVSアザミサンゴ。
アザミサンゴの飛び道具がたくさん出てます。
昼間なのに・・・

このサンゴ戦争が終息に向かうころ
つまりサンゴがある程度成長し
もう他の新規参入が難しくなってくるころ
その様子はまるで寝待(口永良部島)のようになっているんじゃないかなぁ
そう、寝待のサンゴ被度は80%以上!!
海底は見渡す限りほぼすべてサンゴ。
それは植生でいう過渡期が過ぎた
「クライマックス」なのでした・・・
あ~えらぶ行きたい(笑)
byヒロミ。

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