研究者の方々と・・・

 In ヒロミのつぶやき

研究者の方々と・・・先日までハゼを分類研究なさっている方々と
ご一緒させて頂きました。
この島へは毎年恒例のご訪問で
私にとってその再会はなんだか懐かしく嬉しいものでした。
調査の度に属レベルで新種が発見されたり
従来の分布域がひっくり返ったりと
新発見の連続で
その生現場に立ち会えるというのは
ゾクゾクする快感があります。


今回は私の住んでいる集落のポイント、
私の庭であるフィールドを
一緒に潜らせて頂きました。
このポイントを潜るのは
今年の2月頃以来。
ここにはコブシメが卵を産みつけるのに最適な
ウスサザナミサンゴの大群落があります。
去年頃かなりの規模で壊れてしまい、
おそらくそのせいか、
ここで繰り広げられていた
コブシメの大産卵を今年は観察することができませんでした。
また、現在、そのサンゴのすぐ近くで
新たな堤防を建設中で
工事中・工事後に
サンゴやそこに暮らす生きものたちに
今後どのような影響を与えるのか
我々ダイビング事業者がモニタリングしていこうと考えています。
そんな痛々しい姿だったサンゴ群落が今、
すくすくと立ち上がり、
パッと見では壊れていた頃の面影が分からない程の
回復を見せてくれていました。
ここまで復活するのに8ヶ月間。
「一度立ち上がるとあとはグングン成長するよ」
との研究者 I さんの言葉に
思わず笑顔になる私。
嬉しい!
また、このポイントは潮通しが良く、
かつ海底の地形が
入り組んだ岩場あり、
転石あり、
サンゴ砂の真っ白な砂地あり、
サンゴあり、
・・・と変化に富んでいるので
「生き物密度が高いよねぇ」
とのお言葉に
わ~い!
と万歳して喜ぶ私。
自分の愛しているフィールドが
そのように評価して頂けることが
純粋に嬉しいし、
誇らしかったのです。
主観的になりがちな日常、
研究者の方などと潜る機会は
客観的なフィールドの評価ができる
貴重な時間でもあります。
世界の中での
この島の位置。
足元だけを見るのではなく
視野は地球規模で。
その上で
この海域に暮らす生きものたちの
生き様を発信していきたい。
スターは人間のものさしで決めたもの。
だからその「スター」だけを見ていては
その地域で起こっている「生物のドラマ」は見えてこないと思うのです。
水面下では様々な生きものが
互いに複雑に絡み合いながら
子孫を残そうと本能のままに生きている。
私はそこを伝えたい!
研究者の方々との
「飲んかた」
の席で、
そう熱く心に誓う私でした。

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