屋久島のダイオウグソクムシ(の親戚)

屋久島でダイオウグソクムシの親戚が見られるですって!?
深海生物大好きっ子な私は大興奮~ (☆Д☆)キラリーン♪

下の写真中央。
クリーニング中にて体色を紅に染めたクマザサハナムロの顎下についている白い生きもの……。
これが噂の「ダイオウグソクムシの親戚」です。
存在は知っていたけれど、言われてみれば確かに似てる!!!
丸っこいダンゴムシにも似たフォルムとか、黒くつぶらな複眼とか。

クマザサハナムロに着くダイオウグソクムシの親戚(寄生虫)

クマザサハナムロに着くダイオウグソクムシの親戚(寄生虫)

この寄生虫はホスト(宿主)を決めているらしい。

屋久島以南のクマザサハナムロには付いていないそうな。
その差異はなんだろう?
さらに広く深い海の中で、一体どうやって宿主を探し当て取りつくのか?
本家のダイオウグソクムシのように深海で密やかに生きる道は選ばず、
寄生することで餌を探し回る苦労もなく、
また自分のエネルギーを使って移動することもなく、
究極の?省エネ生活・・・ヒモ的人生をいつ何故どのように選択し分化できたのか?

普段、目に入っている生きものだって、こんなにも謎だらけ。
もうワクワクし通しです((ヾ(。・ω・)ノ☆゚+.
ちなみにこちらは頂きもののダイオウグソクムシのぬいぐるみデス☆

クマザサハナムロに着くダイオウグソクムシの親戚(寄生虫)

ダイオウグソクムシたん♡

まさかこんなにも身近な場所に憧れの生きもの(の仲間)がいるなんて。
本当に感慨深いです。
情報を下さった先生に感謝!

 

 

 

投稿者プロフィール

菅野宏美
菅野宏美代表
屋久島ガイド歴21年。
(有)屋久島野外活動総合センター(YNAC)にて10年間ダイビングやトレッキング、カヤックなどのガイドを務め、2008年夏より独立、屋久島ダイビングステーション「まる」を起ち上げる。
部類の猫好き。