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サンゴ礁保全調査活動

屋久島生物多様性保全会議~海川部会発足!

去る12月17日、
屋久島生物多様性保全会議があり、
私はYOCA(屋久島まるごと保全協会)会員として、
今年度定期モニタリング調査を行ったコーラルウォッチの報告をしました。

当初はそれだけで終わるはずだったのですが、
会議の数日前に同業者Hさんと
屋久島生物多様性保全会議は生物多様性を謳っているにも関わらず
海と川について議論がなされていないのはおかしいという話になり、
では海と川を調査研究する新規団体を立ち上げて
会に参入できないかということになり、それがYOCA副会長T氏の耳に入り、
あれよあれよと話は転がり、
当日は屋久島の海と川がどんなに多様性に富んでおり、
またどんなにユニーク性があるかということについて
約10分間のプレゼンテーションを私が行うことになってしまいました・・・

屋久島は縄文杉などヤクスギ林を含む森の生態系にどうしても注目が集まり、
中々海の中の世界にまで目を向けて頂けないという現状に
私はもう何年も何年も不満を募らせていたのでした。
でも、ついに陰でゴニョゴニョ拗ねている時は終わりを告げました(笑)
とはいえ、現・屋久島生物多様性保全会議での議論は陸上の話題が議題のメイン。
さらに研究者の方々も皆、森林やサルシカ関係の方々ばかり。
そんな中でどれだけ屋久島の海のユニークさを理解してもらえるか
とても不安で、まぁ、公共の場で熱い思いをぶつけられるだけで今回はヨシとしよう・・
などと自身の気持ちが浮いたり沈んだりしていたのですが。。。

で、当日プレゼン終了後。
多くの研究者の方々から「屋久島の海はこんなにもユニークなんだね」と
その価値を理解して頂けて、びっくり。
「今回、この場で海と川の部会を立上げ、今後の方向性を早急に考えていきましょう」
ということで満場一致で可決され、さらにびっくり。
生物多様性を謳うならば、海が含まれて当然といったらそれまでですが、
でももし、このまま外へ向け何も発信しなければこの「流れ」を産むことはできなかった訳で。
屋久島の海に対する世間一般の価値観を変革するには
いつまでも小さな中でこじんまり動くのではなく、
大きな流れの中で揉まれながら、発信し続けることが
ゆくゆくはそこで生きる海洋生物とその環境を守ることに繋がるんだろうなぁ・・・
その時代が今なんだと思う。

海は覗いてみないとわからない世界。
でも、私はダイバーで、その世界を知っている。
まだまだ解らない事実を調査研究し、積み上げたものを発信していきたい。
その繰り返しの中でまずは地元の方々の海に対する意識を変えていきたいな。
その自然の価値が理解できた時、
いかに素晴らしい島で私たち屋久島民は暮らしているのかがわかり、
それがいつか島の誇りになればいい。
その思いが今後この島をどのように保護・利用していけばいいのか
皆で真剣に考える場を生むはずだと信じて。

21歳で屋久島に移住し、今年32歳を迎えた私。
あいかわらず臆病者ではありますが(笑)
陰に隠れてブツブツ文句言うのはもうおしまいなのだ~
また人を繋ぐということがいかに難しいか再び直面している私。
これまで多くの関係者が長い長い時間をかけて
育み守ってきた人の絆と、その先にある屋久島の自然。
私の軽はずみな発言や行動でそれを壊すことは決して許されない。
小さなことで一喜一憂せず、気持ちはフラットのまま、
遠くにある目標を見失うことなく、
着実に一歩一歩踏みしめていこうと思います。
これは来年度の抱負ですな(*^^*)

という訳で、まとめ。
12月17日に屋久島生物多様性保全会議にて海川保全部会発足!
→同時に新規団体(屋久島の海と川を調査・研究・保全する団体)設立、
海川保全部会への参入が決定!
→屋久島の海と川に関わる研究者の皆さんに声をかけ、
近いうちに屋久島にて海川フォーラムを実施する!
・・・その価値と課題を共有し、今後の方向性を議論する為。

海と川のことは勿論のこと、本当に色んな角度から多様な勉強ができそうで
今からワクワクドキドキでっす。
byひろみ。

  

海辺のおそうじin屋久島永田観音パート3

【ポイント名】永田観音にて海岸清掃ボランティア

曇り時々雨。
朝方の大雨はなんとか落ち着いて、
本日は海岸清掃のボランティアで屋久島の永田観音へ!
昨日、潜っていた目の前の海岸にて
海辺のおそうじ大作戦を実施してきましたヨ。
主催;YOCA
後援;環境省、屋久島町、屋久島環境文化村財団

観音の海岸清掃は今回で3回目。
しかし、依然として漂着ゴミが山積みです・・
下の写真は作業開始前。

屋久島海岸清掃ボランティア写真

これだけのゴミが時化の度に打ち上げられるということは
一体どれだけの漂流ゴミが海上に漂っているのでしょうか?
太平洋の真ん中には世界中のゴミが集まって浮かんでいる
太平洋ゴミベルトなる地帯があるらしい・・
海はゴミ箱じゃない!!!』と声を大にして叫びたい。 
私は職業柄、海の中でたくさんの生きものたちが暮らしていることを観ています。
そんな彼らが暮らす町にゴミを捨てる人間たち・・・
そのゴミを隠れ家や産卵床として巧みに利用する生き物もいますが、
一方で海鳥やウミガメなどゴミをエサと間違い、誤飲して死んでいく、
多くの生きものたちがいる
ことも事実です。

漂着ゴミの中で特に数が多い、浮きサンダル類ペットボトル
発砲スチロールに重点を置き、持参した280袋のゴミ袋を、
参加者総勢50人で、約1時間かけて全て満杯にしました。
作業終了後、海岸を見渡すと、山済みだったゴミが
目に見えて減っていることがわかりました。嬉しいなぁ~
大勢の参加者の方々があっての結果デス。
作業終了後は皆でアツアツの豚汁を海を眺めながら味わいました。
近い将来ゴミが無くなった海辺でハマデバイをすること!
それがYOCAの目標デス。
※ハマデバイ・・・海辺にて海の幸、山の幸で乾杯すること。



それにしても、ダイビング事業者の参加がないんですよね・・・
仕事のある方は勿論仕方ないのですが。
海を生業にしている人間だからこそ、
一人でも多くの参加者があればと思うのは私だけなのでしょうか?

10月の志戸子コーラルウォッチ★サンゴの健康診断調査

【ポイント名】志戸子ガジュマル園前タイドプール
【最高気温】24度 【海水温】26.5度
【潮汐】大潮

今日は志戸子コーラルウォッチの講師でした。
お昼前に志戸子ガジュマル園前集合・・・が、しかし、
最干潮一時間前に集合時間を設定したら、
し、潮がまだひききっておらず、北西の風で
調査区域のタイドプールは波がバシャバシャ・・・
すいませ~ん(^^ゞ
という訳で、浜よりの穏やかなタイドプールにて、
しばし生きものウォッチングをしました。

本日、参加者の皆さんのハートをグッと掴んだのは、
『ナガウニの足』
皆さんはウニに足があるって知ってました?
実はトゲの間に糸状の足がた~くさんあるんですヨ。
その足は水の中にいるウニをそっと観察すると見えてきます。
見慣れているor食したことがある馴染みの深いウニですが、
足があるなど思いもよらなかった面々は皆さん衝撃を受けていらっしゃいました。
海辺に足を運ぶ度に新たな発見があって楽しいですネ。
うふふ~ 
※コーラルウォッチの調査結果は後日UPします・・・

第3回志戸子タイドプールdeサンゴの健康診断★

【ポイント名】志戸子ガジュマル園前タイドプール
【水中のコンディション】海水温34度~、透明度40m~!!
【潮汐】中潮

暑い・・
今日も快晴ですが、その空気は真夏のピークを過ぎたように思います。
特に朝の空気はすでに秋のもの。
夏もそろそろ終わりに近づいているのですなぁ~

屋久島ダイビング水中写真サンゴ調査コーラルウォッチ  屋久島ダイビング水中写真サンゴの森



今日は我が集落の目の前の海、志戸子ガジュマル園前のタイドプールにて
YOCA(屋久島まるごと保全協会)主催の
コーラルウォッチ(サンゴの健康診断)モニタリング調査でした。
毎月行っているこの調査、3回目となる今回はなんと12人の参加者が~!
サンゴに興味を抱き、足を運んで下さることが本当に嬉しいなぁ~
講師のわたくし、俄然テンション上がりまくりデ~ス♪


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7月の『サンゴの健康診断調査』

続★YOCA(屋久島まるごと保全協会)の日(*^^*)

7/12の午後は先月より開始したモニタリング調査・・・
『サンゴの健康診断』を志戸子のタイドプールにて行いました。
講師を仰せつかったわたくし。
皆さんに海の虜になってもらいたい為、気合が入ります!
が、とりあえず暑くて仕方ないので、調査前に皆で海に飛び込みました~(*^^*)♪
写真は生まれて初めてのシュノーケリングにドキドキワクワクのtatukoさん★
屋久島サンゴの森でシュノーケリング

前回は最干潮時に水から顔を出していたサンゴたちを
今回は水面にプカプカ浮かびながらの観察です★
手が届く距離にある『サンゴの森』。
多くの生きものを育むその場所は志戸子の誇るべき宝物です。
シュノーケリングは少しだけ・・・と思っていたら、
案の定、約1時間プカプカしてしまいました(笑)
水面下の世界は竜宮城。浦島太郎の気持ちがわかる瞬間ですな~(*^^*)
ようやく水から上がると、メインの調査へ・・・
屋久島タイドプールでサンゴ調査

タイドプールの海水温はなんと32度!
前回は27度でしたから、一気に5度も上昇です。
海洋生物にとって1度温度が上がることは物凄く負荷がかかります。
サンゴの白化は高水温になることが原因なのではなく、
高水温の状態が長く続くことで、
サンゴたちが『夏バテ』してしまうことが問題なのでした。
気温の最も高い8月9月には一体どうなってしまうのでしょうか?
今回のデータは下記の通りです。

【天気】快晴【最高気温】32度【海況】べた凪【海水温】32度
【潮汐】中潮、最干潮16時
【調査時間】15;30~16;30
◆枝状サンゴ23群体;最も色が薄い部分1.86/最も色が濃い部分4.08
◆かたまり状サンゴ50群体;最も色が濃い部分2.32/最も色が濃い部分4.96
◆板状サンゴ3群体;最も色が濃い部分3.33/最も色が濃い部分5.33
◆全体76群体;最も色が濃い部分2.22/最も色が濃い部分4.71

サンゴ群落全体としては個々の色味はあまり変わらず、若干薄くなった印象でした。
さてさて、来月はどのように変化しているのでしょうか?
少々ドキドキです・・
byひろみ。

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海辺のおそうじin屋久島一湊お宮さん下

今日、ようやく鹿児島が梅雨明け宣言。
連日の猛暑で日中に里を出歩く方は
熱中症などで倒れないよう本当に注意が必要です。
それにしても今年の梅雨も雨が少なかった・・・
森は大丈夫かな・・・

本日はYOCA(屋久島まるごと保全協会)のボランティアで、
午前中は一湊お宮さん下の海岸清掃。
丁度、吹き溜まりになっている為、
漂着ゴミがまるで地層のごとく、渦高く堆積しています。
その為、拾っても拾っても岩盤が見えません・・・
屋久島海岸清掃ボランティア屋久島海岸清掃ボランティア


やっかいな発砲スチロール。
波や風の侵食により、細かく砕けたものが厚く堆積。
これはと~~っても分解しずらい為、
自然にとって本当に『害』の他、何物にもならない。
日本も含め、各国の海洋投棄が止められないならば、
いっそ、こんなものを使うことを止めればいいのに・・・

屋久島漂着ゴミの実態屋久島海岸清掃ボランティア


海洋投棄され、漂着ゴミと化した魚網も多く、
運び出すのは一苦労です・・
写真左はナタで太い魚網を切り出すT氏。
写真右はそれを運び出す男衆。大蛇を運んでいるみたい・・・
漂着ゴミの魚網をナタで切る屋久島漂着ゴミ迷惑な魚網


袋に詰めたゴミは船に積み込み、港へ運びます。
これを何往復も行いました。
でも、まだまだゴミはなくなりません・・・
屋久島海漂着ゴミを船で運び出す屋久島一湊お宮前漂着ゴミ


約2時間の作業終了後はカキ氷で労をねぎらいました!
炎天下の中、カラカラに乾いた喉にカキ氷は染み渡りました~(*^^*)
屋久島海辺のお掃除終了後屋久島海岸清掃参加者の皆さん


今回の参加者は64人。船は一湊の漁師さんたちが協力し、出してくれました。
その中で、参加したダイビング業者は17業者のうち、わずか2社。
私たちが頻繁に潜るポイントでもありますから、ちょっと寂しいですね。
忙しい時期なのはわかるのですが、もう少し関心を持ってほしいなぁ・・
屋久島一湊港へ運んだ漂着ゴミ

上の写真は一湊の港へ運んだ漂着ゴミの山。
袋の数のカウント結果は以下の通りです。
◆ビン×6
◆カン×4
◆燃えるゴミ(ペットボトル、プラスチック、発砲スチロールを含む)×193!!
海を漂うゴミは何が圧倒的に多いのか、一目瞭然ですな~・・・
一体どうすれば漂着ゴミは少なくなるんだろうね??

志戸子タイドプールでサンゴの健康診断!

本日はYOCA(屋久島まるごと保全協会)初の海調査でした!
陸上の調査は『まる』夫婦も色々と参加させて頂いているのですが、
海の中も皆さんにぜひ知って欲しかったので、
今日の日を迎えられてとっても嬉しかったデス★

行った調査はタイドプール(潮溜まり)でコーラルウォッチ。
日本語に直訳すると『サンゴの健康診断!』です。
サンゴの色見本チャートを使用しての調査はとっても簡単。
要は『色合わせ』をしてから、その『色味の濃さ』を観察し記録するだけ。
子供から大人まで誰でも簡単にできちゃうのがこの調査の魅力なんです。
※コーラルウォッチの詳しい説明はまるの過去ブログをご参照下さいネ。
http://maru-yakushima.net/maru-log/2007/11/post_13.html
http://maru-yakushima.net/maru-log/2007/12/post_11.html

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七瀬はサンゴの桃源郷・・・

最高気温15度 海水温24度 透明度30m
中間(サンゴ調査)
七瀬(サンゴ調査)
栗生(サンゴ調査)

環境省モニタリングサイト1000サンゴ礁調査で
永田より船を走らせ、西部回りで島の南部へ。

中間や七瀬は潮が早く、通常のツアーではまず入ることのないポイント。
1本目は激流の中間へ。
潮が早すぎて根から身動きがとれない・・・
中間は毎年違う場所にエントリーしている。
GPがあっても意味がない。
これではモニタリングにならないな~

2本目も激流が予想される七瀬へ。
しかし水中はほとんど流れておらずラッキー。
この瀬は集落からかなり離れた場所にあり、
また常に潮流が早い為、
直接的な人間の影響を受けにくい場所。
棚上の卓上サンゴは何段も重なり合い、
その景観はまるで慶良間か八重干瀬か!?って程。
(まぁ、ミドリイシが優占の一辺倒なサンゴ群落では
沖縄のような厚みのある生態系は作れないんだけどね・・)

そのサンゴ覆度は80%以上。
岩盤はほとんどサンゴで覆われ岩肌が見えない。
白化や食害も観られず、健康状態も良さそうだ。
未来の自然環境を決して楽観視できない私にとって
このような水中景観を目にすると心躍るとともに
とてもやるせない気持ちになる・・

3本目は栗生へ。
七瀬などに比べると栗生の枝状サンゴはほとんどが死んでしまったのだと
はっきりわかる。
元気なミドリイシは水際のごく一部だけだ。
潮にもよるのだが、当日は魚影も薄く、なんだかガラ~ンとした感じ。

七瀬では嬉々として写真をとりまくったのだが
栗生では1枚もシャッターを押さなかった・・
う~ん。
冬はネガティブになる私。
よろしくないですな。

種子島から馬毛島へ!

最高気温12,6度 最低気温9,3度 
海水温24度 透明度25m~
馬毛島

環境省モニタリングサイト1000サンゴ礁調査で
11/17~18の1泊2日で馬毛島へ行ってきました。
当日はかなり強い北西の風が吹き荒れ海は大時化・・
しかしマゲまで辿り着けばなんとか風陰になるということで強行。
往復の船はまるで空飛ぶ絨毯!
大波に乗りバウンドしながらの航海となりました~

サンゴの上はソラスズメがドバァ~と群れておりました。

続きは下をクリックして下さいネ★

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環境省モニタリングサイト1000サンゴ礁調査

最高気温22度 海水温24度~25度 透明度20m~
一湊タンク下
一湊元浦
志戸子ガジュマル園前

今日は毎年この時期に屋久島ダイビング事業者組合が請け負っている
『環境省モニタリングサイト1000サンゴ礁調査』に参加。
■環境省モニタリングサイト1000

『まる』の担当は高橋家がある志戸子の海。
その他タンク下と元浦の調査にも参加しました。

タンク下のオオハナガタサンゴの荒廃は
年々酷くなっております。
去年白化したサンゴは大部分が持ち直したのですが
褐虫藻が戻らず、完全に死に、その後海藻で覆われた箇所も少なくないです。
ウミバラ(下の写真)なんかは中々本調子に戻りませんな・・

写真中央の白化した固体は瀕死の状態。
けれど、体内へ褐虫藻が戻る前に緑色の海藻が付着し始めている。
こうなるともう完全に死んでしまう。

下の写真はオオハナガタサンゴ群落。
サンゴ中央の茶褐色に禿げたL字型部分は
去年白化し死んだ箇所に茶褐色の海藻が付着したもの。
同じ遺伝子を持つはずの同じ群落の中でも
生き残るものと死んでしまうものがいる。

また、それよりさらに目立つのが人為的原因によるサンゴ崩壊。
オオハナガタサンゴやウスサザナミサンゴが崩れる、折れる、割れる・・
これは明らかに我々ダイバーが原因。

海況的・環境的にどうしてもダイバーが集中してしまうタンク下。
その為、荒れてゆく様が今年は目に見える速度でわかる。
何百年と長い年月をかけて作られたサンゴ群落だけど
壊す時間は一瞬だ。
私たちダイバーがサンゴ調査でモニタリングしているポイントを
我々ダイバーが壊している・・
一体どうしたらいいんでしょうね?

元浦はさらにひどい。
もうほとんどのサンゴが死んでしまった。
この一番の原因は採石場の泥。
雨の度に流れ込む大量の土砂が
サンゴの上に降り積もり、堆積し、窒息死に追い込んだ。
また、土砂は石の隙間や岩の隙間などに入り込み、
生物たちの重要な棲みかを奪っていく。
勿論、体験ダイビングやシュノーケリングで集中する
人為的原因もないとはいえない。
死んでいくポイントをどうすることもできないのは本当に辛い。
どうすりゃいいの?

志戸子の浅場は一面のミドリイシが広がる。
しばらく大きな台風がきていない為、
すくすく成長した枝サンゴ群落は海底を覆いつくす勢い。
しかし、単一の種だけ優占している為
そこに集まる生き物の数は少ない。
この場所は台風と折り合いをつけながら進退を繰り返している。

現在工事中の巨大堤防が今後、この志戸子という環境に
どのような影響を及ぼすか、今は誰にもわからない。
『自然の流れを人為的に変えれば、絶対に何かが変わる』
藍澤さんの言葉が突き刺さる。
でも、私にはどうすることもできず、
ただただモニタリングし、それを記録することしかできない。

このサンゴ調査は100年間続けるのだ、と環境省は申しております。
100年後の海、その水面下の世界はどうなっているんだろうね・・?

上の写真は体長2m程のハマサンゴ群落。
サンゴ下部にべたっとサンゴを貼り付けたような箇所は
おそらくサンゴの『ガン』・・いわゆる腫瘍。
この原因は最近の研究から
人間が与えるストレスによるものらしいということがわかってきたそうだ。

このサンゴが暮らす場所は
志戸子の集落から流れ出る生活廃水の影響をもろに受ける場所だ。
私たちが自宅より流している排水が
このサンゴを癌にしてしまったのかもしれない・・・

口永良部島サンゴ調査2泊3日

8月31日から9月2日まで健二は所用で宮崎へ。
入れ替わりに9月2日から4日までひろみは口永良部島へ。

口永良部島にはWWFからの依頼により
サンゴ調査部隊の一員として参加して参りました。

久しぶりに屋久島の外へ。
そして懐かしの口永良部島。
屋久島~口永良部島間を結ぶ定期船・フェリー太陽に乗船すると
エラブの水中世界を妄想し、いやおうにも胸が高鳴るのでした。

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サンゴはコンクリートが好き?2月7日

2月7日は国際サンゴ礁年屋久島実行委員会の事務局メンバーで
春田のコーラルウオッチ調査の下見へ行きました。

春田には町が作った
「ネイチャーウオッチングリーフ」という名の
人工的な海水浴場があります。

コンクリートで囲まれたその大きな潮溜まりには
実にたくさんの生き物たちが暮らしていました・・・
でもそれは過去のお話です。

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春田の春ちゃん1号★1月9日

本日も晴天なり~
日中の気温は18度位には上がったであろうか?
風がなければポカポカ。
着ていた上着を1枚2枚と脱ぎだすのであった。

海はべた凪。
今日も春田でポイント開拓調査デス。

以下の写真の子は
めでたく春田のMYサンゴ(マイサンゴ)第1号に決定しました。
MYサンゴとはまず自分のお気に入りサンゴを決め、名前をつけマス。
そしてその健康状態を定期的にモニタリングしようというもの。
この子の名前は「春ちゃん1号(ミドリイシ)」に独断と偏見で決定~
(ミドリイシを)略して春ちゃん1号は
春田入口のメイン水路南棚上水深約3Mの物件で暮らしています。
春ちゃん1号の体長は私の身長より少し小さい位だから
130cmくらいかな。(一番大きい幅)
写真は春ちゃん1号を上からみたものどす。



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サンゴのお抱えシェフ

連日サンゴ話デス。
そして今日もサンゴ話デス★

この時期は3種類のサンゴ調査に参加し
頭はすっかりサンゴモード。
来年は国際サンゴ礁年だしね。

今日はサンゴの食生活について♪
さて、ここで問題デス。

Q;サンゴは何を食べているでしょう?


下の写真はクサビライシというサンゴ。
楕円ひとつが1個体。その楕円の真ん中
一文字のところが「サンゴの口」デス。

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戦うサンゴ!!12月27日

サンゴは戦います!
戦闘モードに入ると
隠し持った飛び道具を出す子がいます。

下の写真はアザミサンゴというサンゴ。
白い糸みなたいなものが1本、ユラユラしているのがわかりますか?
それがこの子の飛び道具!!
「スイーパー触手」っていう特別な「サンゴの手」なんです。

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サンゴのおしくらまんじゅう・・・12月26日

これは12月20日のサンゴ調査日記デス。

この日のお天気は久し振りの快晴!
風があたらない南はなんともポカポカ。
さらに海はべた凪で
南を調査するなら今日しかないっしょ!
ということで
今回のモニタリング調査で最後まで残ってしまった
「塚崎」「七瀬」「中間」の3ポイントを行いました。

下の写真はこれでもか!っていう位群れを成す
黄色いけどアカヒメジたち(笑)。中間にて。

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サンゴ食べたい!・・・はダメ?12月25日

「サンゴ食べたい!」
そう申しているのは私ではありません(笑)
下の写真の子です。

そう、このトゲトゲした子。
今、写真左側に映っている
黄色くてベターとしたサンゴを食べようと
たくさんある足を起用に駆使し
ゆっくりとでも確実にサンゴに忍び寄っていきます。
さて正体とは・・・?

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サンゴの健康診断。12月22日

今年も行っているサンゴ調査ではサンゴの被度に加え
サンゴ自体の簡単な健康診断も行います。

この夏、世界規模で再び起こった
「サンゴの白化現象」
ニュースなどで耳にした方もいらっしゃったのではないでしょうか?
勿論、屋久島も例外ではありませんでした。

サンゴの健康状態は
サンゴのお肉の「色」で知ることができます。

下の写真はオオハナガタサンゴの断面。
くさび型のピンクの部分がサンゴの骨。
その上にのるしいたけのかさのような部分がサンゴの「お肉」。

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あついあつい3日間

コーラルウォッチセミナーが無事終了致しました。
セミナーは実質夜の2時間だけだったのですが
その前後計3日間(10月29日から31日)は
講師のF氏&琉球サンゴ君と一緒に
一湊タンク下のサンゴ群体を連日徹底調査ダイブ。
その時間なんと計360分以上!!

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サンゴがつくる「海の森」を未来に引き継ぐために・・

* 2008年は”国際サンゴ礁年”です http://www.iyor.jp/ *

いよいよ明日です!
内輪のイベントで終わらせるのではなく、
一部の人間しか集まらないイベントにするのではなく、
外へ向けて、
持続的に発信し続けるものとなるよう、
9日、鹿児島でキックオフできるといいなぁ
と思います。
言葉だけでなく、
悲観するだけでもなく、
自分たちに何ができるかを議論し、
そして一緒に行動を起こしましょう。
興味がある方はぜひ!

久しぶりに私も海をわたり鹿児島へ。
どんな出会いがあるのか楽しみにしています!

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