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天然記念物ヤクシマカワゴロモ開花スタート!

※これは12/29のログです。

地球上で屋久島のある川にしか生息していない
ヤクシマカワゴロモ
天然記念物の植物です。

その開花を本日T氏と一緒に観察してきました。
上流部から開花個体を丁寧に探していったのですが全く見つからず、
まだまだなのかねぇなどと半ば諦めていたのですが、
暖かい陽気に誘われて、
その生息域の下流部まで足を伸ばしてみると・・・
おお~ついに発見!
※写真は水中の転石を持ち上げ、開花個体を探索中の健二氏。

屋久島川天然記念物ヤクシマカワゴロモ

転石の上にびっしり貼りついた一見コケのようなものが
ヤクシマカワゴロモ。
そののっぺりした緑の体の上に
茶色いタケノコそっくりな物体がツンツンと立ち上がり、
その先端がほんの少し開いた個体・・・
これぞ開花個体なのだそうです。
うわ~地味~!(笑)
一般的概念であるいわゆる「花」とはかなりイメージが違いますが、
これこそ、ヤクシマカワゴロモの「」なのデス!

屋久島天然記念物ヤクシマカワゴロモ開花写真

この植物はまだ謎が多く、
その種子散布方法もわかっていません。
川ですから、その種子は水に流され下流部まで生息域が広がっていく・・
というのはすぐにイメージできますが、
では上流部の個体はどうなのでしょう?
陸上の植物たちは昆虫や鳥、または風を巧みに利用し
その種子を遠くまで運んでもらい、自らの分布域を広げていきます。
では、ヤクシマカワゴロモの種子の運び屋は一体誰なのか?

今、同じ川でアユが産卵中だそうです。
このアユも内地アユとは遺伝的にかなり違うらしい・・
これから屋久島のアユの生態が解明されていくと
どこかでヤクシマカワゴロモと繋がっているのでは??
などと、楽しい妄想を膨らませ中~♪
つまり、遺伝子学的に重要なヤクシマアユが
地球上にこの川にしかないヤクシマカワゴロモを食べていたら・・・
アユがカワゴロモの運び屋・・その種子散布に一役買っているかもしれない・・
サンゴと褐虫藻のような見事な相利共生だったとしたら!
まぁ、これはまだ全然妄想なのですがね(笑)

自然の事象を自分なりに仮定し、観察し、結果を得る・・
まだ誰も知らないことを解き明かせるかもしれないという
このワクワクドキドキ感はたまりませんなぁ~(*^^*)♪

  

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