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鹿児島県硫黄島にてオビシメ♂発見!!!

最高気温23度 海水温24度~25度 透明度20m~
黒島(環境省モニタリング1000サンゴ礁調査)
硫黄島(環境省モニタリング1000サンゴ礁調査)
竹島(環境省モニタリング1000サンゴ礁調査)

快晴。
風なし。
素晴らしい凪。
今日はサンゴ調査で三島へ。

モニ1000も今年で6年目位になるが
三島へ行く日といえば、いつも大時化・・
こんな素晴らしいコンディションの中、
のんびりと調査ができるなんて~♪

黒島は屋久島一湊から船で約2時間。
黒島から硫黄島は約40分。
硫黄島から竹島は約20分。

いずれも水中は外洋の環境で
内湾性の枝サンゴなどは少なく、
岩にべったり張り付く被覆状サンゴが多い。

魚種も外洋性、潮通しの良い場所を好むものが多く、
また屋久島より、より温帯域で暮らす生き物が多いようだ。

今回、硫黄島にてオビシメ♂に遭遇!!
水深16m、大岩がゴロゴロして、その上にはリュウモンサンゴなどが優占、
魚種はキンギョハナダイ、ソラスズメ、アカモンガラ、ウメイロモドキ、ニザダイ、
サザナミヤッコ、シマハタタテダイ、オニハタタテダイなどが乱舞する環境にて。
体長60cm位の立派なオスだった。

シマハタタテダイを目で追っていたら
私の視界に大きな影が横切った。
それは今まで屋久島で見たことがない、
深い深い藍色のこぶのように突き出たおでこが印象的なブダイ・・・
体の中央には白っぽい太い帯。
目が合った瞬間、あ~っ!っと叫び、1枚だけシャッターを切れたが、
次の瞬間には岩の下へ・・・
その後は待てど暮らせど姿を見せてくれなかった・・・

オビシメを図鑑で調べると
小笠原固有種と明記されている。
けれど陸上と違い、海は繋がっている。
だからこそ、固有種という分類はどうなのかなぁ?
八丈島でも目撃されているらしいしね。

それにしても、このオビシメ、
その形態や性の関係、繁殖行動、成長、食性など
現在まで全く不明・・・だそうな。
新種報告されたのも1993年というから
つい最近の話ですな。
さらにブダイ特有の性成熟、性転換から推測するに
オス型の個体数は極端に少ないみたい・・
ロマンだな~

私が見たオス個体はおそらくそこで越冬してるんだろうなぁ・・
独身かなぁ?
もしかしたら奥さんがいたりして?
そしたら繁殖してたりして??
薩南諸島の硫黄島にて!?
おお~ワンダフル~♪
人間が理解していることなんて
ほんの少しなんだって思い知らされる瞬間。
あ~嬉しや楽しや★

この硫黄島では同業者のHさんが
コクテンカタギやスジハナダイ、タキゲンロクダイなども
チェックしておられました。
温帯やねぇ

また、竹島では
犬顔(笑)のテングダイに再会!?
その写真は後程アップするでござる~★

たまに自分のフィールドと違う場所で潜ると
屋久島と他地域を比較できるのが本当に面白い。
自分が日々、目にしている生き物たちが
どのような生息環境で暮らしているのか
改めて見直すことができる素晴らしいチャンス!

再来週にはサンゴ調査で久しぶりの種子島&馬毛島上陸。
楽しみ楽しみ♪♪

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